📚 おすすめ本のご紹介

秘密

東野 圭吾 著
🏆 第52回 日本推理作家協会賞 受賞作
妻の心が、娘の体に宿ったなら。
切なくて、少し怖くて、最後まで目が離せない──東野圭吾の出世作。
作品紹介
スキーバスの転落事故で妻・直子を亡くした杉田平介。奇跡的に助かった娘・藻奈美が、妻の葬儀の夜に病院で目を覚ますと、その体に宿っていたのは、亡くなったはずの妻の意識だった。夫婦として、それとも親子として──誰にも打ち明けられない、切なくも奇妙な生活が、そこから始まる。

1998年の刊行以来、累計200万部を超えて読み継がれ、映画化・テレビドラマ化もされた、東野圭吾さんの出世作。ミステリーの骨格を持ちながら、家族の情愛と喪失、そして人が人を想うことの複雑さを描いた一作として、今も多くの読者の心をつかんでいます。ラストに向けて明かされるもうひとつの「秘密」は、ぜひ本編で確かめてみてください。
読者レビュー
高評価
肉体と精神が入れ替わる物語はほかにもいろいろ読んできましたが、この「秘密」は断トツでした。何とも言えない切なさと後味の悪さ、そして今でも鮮明に焼きついているあの衝撃のラスト。数ある東野作品の中でも、屈指の傑作だと思っています。
出典:紀伊國屋書店ウェブストア掲載レビュー(読書メーター経由)2015年投稿
高評価
読んでいる間じゅう、ただただ感服して涙が止まりませんでした。至福の読書時間でした。こんなに大きな感動をもらえたことに、著者へ心から感謝したいです。
出典:紀伊國屋書店ウェブストア掲載レビュー(読書メーター経由)2018年投稿
高評価
数ある東野作品の中で、いちばん好きなのは「秘密」と「赤い指」の二つ。今でもこの「秘密」を最高傑作だと思っています。読み終えたあと、しばらく虚無感に包まれて放心してしまうくらい、心の奥深くに残る一冊でした。
出典:ブクログ掲載レビュー
中評価
切なくて、少し色っぽくて、美しい物語でした。ただ正直に言うと、個人的にはちょっとだけ気持ち悪いなと感じてしまうところもありました。
出典:HMV&BOOKS online 商品ページ掲載レビュー(読書メーター経由)2021年4月投稿
低評価
東野作品はこれまでたくさん読んできましたが、正直、この作品がなぜここまで高く評価されているのか、最後まで理解できませんでした。
出典:個人書評ブログ「こじてるの読書感想文」2025年9月投稿
著者プロフィール
東野 圭吾
ひがしの けいご
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業後、会社員として働きながら執筆を続け、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。長らく大きなヒットに恵まれない時期を経て、本作『秘密』で第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞し、作家としての地位を確立した。代表作に『白夜行』『容疑者Xの献身』『手紙』『悪意』『探偵ガリレオ』『変身』『分身』などがあり、ミステリーを軸にしながら幅広いテーマの作品を発表し続けている。
  • 1985年 第31回江戸川乱歩賞『放課後』
  • 1999年 第52回日本推理作家協会賞(長編部門)『秘密』
  • 1999年 第120回直木賞・第20回吉川英治文学新人賞 候補『秘密』
  • 2006年 第134回直木賞『容疑者Xの献身』
書誌情報
著者 東野 圭吾
単行本 文藝春秋 1998年9月発売
文庫版 文春文庫(ひ13-1)
ISBN: 978-4-16-711006-2 464ページ
受賞 第52回 日本推理作家協会賞(長編部門)
累計部数 200万部超
映像化 1999年 映画化(広末涼子・小林薫 主演)
2010年 テレビドラマ化(志田未来 主演)
2007年 米仏でリメイク版『秘密 THE SECRET』公開(日本未公開)
こんな人におすすめ
🕵️
トリックより人間ドラマを味わいたい人
ミステリーは好きだけど、謎解きそのものより人間関係の機微をじっくり味わいたい方に向いています。
👨‍👩‍👧
家族のかたちについて考えたい人
夫婦や親子という関係を、少し立ち止まって見つめ直したい方の心に響く一冊です。
📖
読後感の余韻を大事にしたい人
読み終えたあとも、しばらく心に何かが残るような読書体験を求めている方におすすめです。
【参照元・出典について】
本ページの情報は以下の公開情報をもとに作成しています。
書誌情報・あらすじ:Wikipedia「秘密(東野圭吾)」/Amazon.co.jp 商品ページ/東野圭吾ナビサイト
著者プロフィール・受賞歴:紀伊國屋書店ウェブストア 著者紹介/HMV&BOOKS online/Wikipedia「東野圭吾」
読者レビュー:紀伊國屋書店ウェブストア掲載レビュー(読書メーター経由)/HMV&BOOKS online 掲載レビュー(読書メーター経由)/個人書評ブログ「こじてるの読書感想文」
※レビューはすべて公開されている実在の感想をもとに要約・構成したものです。架空の内容は含みません。物語の核心的な展開・結末には触れていません。